ベイサイド新山下自治会 豚汁振る舞い、親交深め 「高齢者の見守り」の一助に

食事をしながら交流を深めた
ベイサイド新山下自治会は11月2日、一人暮らしの高齢者が多く住まう集合住宅の住民を対象に、豚汁とたこ焼きを振る舞う交流会を、自治会館近くの公園で実施した。同自治会の世話人会が実施する高齢者見守り活動の一環。栄養バランスの取れたあたたかい食事を皆で食べることで、高齢者の外出を促し孤立を防ぐ狙いがある。

「1人だと豚汁は作らない、誰かと一緒に食べるとすごく美味しいよ」
秋晴れの青空のもと開かれた交流会。この日は70歳代から90歳代の一人暮らしの高齢者ら約40人が参加。大根やにんじんなど野菜が豊富に入った豚汁とたこ焼きを頬張りながら、笑顔で会話する参加者の姿が見られた。
「普段はお惣菜やお弁当、冷凍食品を買ってくることが多い。自炊で1人分を作るのは難しいんだよね」と話す参加者の男性。同自治会の松澤秀夫会長によると、好きな食べ物ばかりを食べたり、1つの弁当を1食で食べきれず、複数回に分けて食べ、栄養失調や骨粗しょう症になってしまう高齢者も少なくないという。そんな現状を目の当たりにし同交流会を企画。松澤会長は「交流もしてほしいし、少しでも栄養のあるものを食べてほしくってね」と思いを込める。
予備鍵の預かりも
同自治会では、数年前に一人暮らしの高齢者が孤独死し、約2カ月半経ってから発見されたことをきっかけに2020年、独居の高齢者を見守る「世話人会」を発足。地域包括支援センターや区社協などと協力し、自宅を訪問し様子を確認したり、声掛けを行うほか、本人同意のもと自宅の予備の鍵を自治会で預かり、異変が見られた時に、行政や管理会社と連携し、安否確認できるよう体制を整えている。
現在、同集合住宅に住む70歳以上の高齢者は約200人、うち67人が独居という。松澤会長は「鍵を預かるのも信頼関係が大切。普段からコミュニケーションを図り、お互いの心情や事情を理解した見守り活動ができたら」と話した。

タウンニュース│神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙
神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙
2022年11月24日RT(4)
見 守(KEN MAMORU)

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