気仙沼市 災害時の支援物資届けるため物流大手と協定〈宮城〉

宮城県気仙沼市は災害時の支援物資の受け入れや、市民サービスの向上を図るため、物流大手の佐川急便と協定を結びました。
気仙沼市役所で行われた締結式では、菅原茂市長と佐川急便南東北支店の小平英昭支店長が協定書に署名しました。協定では災害発生時の支援物資の受け入れの対応をはじめ、双方の資源を有効活用することで、地域の活性化を図りたいとしています。
また、配送業務で住民と直接関わりを持つ機会が多いことから、市では、高齢者の見守り活動に期待をよせています。
気仙沼市 菅原茂 市長
「会話をする形で訪問する業態なので、見守りの大きな力になると期待している」
佐川急便 小平英昭 南東北支店長
「我々の持っているインフラを活用してもらい、地域社会に貢献したい」
気仙沼市が災害対応などのため、企業や団体と協定を結ぶのは、今回で１８件目となります。