KDDI 法人向けGPS追跡サービス 子ども見守りや遭難救助に

KDDIは人やモノの位置情報を全地球測位システム(GPS)でトラッキングできる法人向けサービスを7月29日に始めると発表した。スマートフォンのアプリや専用の管理ページからリアルタイムで位置情報の確認が可能。最大7日間遡って移動経路を確認できる。遊園地での子どもの見守りや山での遭難救助、配送中の荷物の管理などに広く役立ててもらう。
サービスは「KDDI IoTクラウド ~Pocket GPS~」。法人にGPS端末を提供し、スマートフォンのアプリや専用の管理ページから、端末の現在位置情報や最大7日間の移動経路履歴を見ることができるようにする。GPS端末の大きさは約5センチメートル四方で、重量は39グラム。
遊園地で迷子の子どもを探したり、山の管理者が登山者に配って遭難救助に役立てたりといった運用を見込む。人の見守りだけでなく、企業がトラックの積み荷に端末を入れておき、荷物の状況を確認するようなことも可能。
GPS端末は1回のフル充電で約7日間連続して使える。SOSボタンも付いており、緊急時に押せばスマホアプリにアラートを送ることもできる。
料金は初期登録料が1社あたり税別2万5000円、サービス利用料が1台あたり月額同450円。端末代金は、買い取りの場合が1台あたり同1万2100円、レンタルの場合が1台あたり月額同380円で利用できる。

2019年7月14日RT(75)
見 守(KEN MAMORU)

見 守(KEN MAMORU)

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